生地からこぼれ落ちんばかりのフィリングを
たっぷり堪能できる「極みココナッツパン」
油脂を使わず独自の配合と製法でふんわり食感を実現
献立の主食として、美味しいおやつとして、皆様に愛されているSONOKOのパン。油脂はもちろん、乳化剤や増粘剤、酸化防止剤、イーストフードなども入れていません。
油脂や食品添加物を使わないパンは、適切な発酵に不可欠な温度管理が難しくなり、生地も扱いづらいという難点が生じますが、原材料の配合に工夫を重ね、試行錯誤の末にたどりついた独自の製法でふんわり美味しいパンをおつくりしています。
登場したときから「まるでケーキみたい」「しあわせな気分になれるパン」とご好評をいただいている「極みココナッツパン」もその一つです。
2 種類の小麦粉と天然酵母を使ったこだわりの生地
パンの仕込みは早朝から始まります。「極みココナッツパン」の生地は、ふわふわ感とほどよいもっちり感を両立させるために、シフォンケーキをつくるときに使う粒子の細かい薄力粉に準強力粉をブレンドしているのが特長。発酵に時間がかかってしまいますが、適度な弾力や奥行きのある味わいを引き出すために、パン酵母に天然酵母も加えています。
天然酵母の種(たね)は、ライ麦から起こして元種を育てます。天然酵母を維持するには24時間の温度管理が大切。元種を切らさないよう、小麦粉やエサとなるモルト(麦芽糖)を与えて日々種継ぎを行います。
「極みココナッツパン」の製法は、生地を2度に分けてこねる中種法。生地の材料を合わせてしばらく寝かせた“ 中種”に、さらに小麦粉や卵や牛乳などを加えてもう一度こねます。最初はぼそぼそしていた生地がツヤを増してまとまってきたら、手で生地を広げて状態を確認し、番重という容器に寝かせて一次発酵させます。
40分ほど寝かせて中種に
どこを食べてもココナッツを楽しめるようにトッピング
一般的なパンづくりでは、一次発酵を終えた生地を取り出しやすいよう、番重の内側に油を塗りますが、SONOKOでは油を使っていないので、生地を取り出すのもひと苦労。添加物を使っていない生地は繊細なため、機械を使わずに手で一個分ずつの大きさに分割して計量します。そして、温度と湿度を厳格にコントロールされた醗酵室に入れて二次発酵させます。
一つひとつ手で分割
「極みココナッツパン」の主役であるココナッツフィリングは、有機栽培のココナッツを粗挽きして卵や砂糖で甘く味つけしたもの。生地を傷つけないように気をつけながらフィリングを乗せ、手でそっと丁寧に広げます。
発酵が進みすぎると生地がつぶれてしまうので、焼成までの工程はできるだけ手早く。「パンは生き物。待ってくれない」はパン職人の大切な心得でもあります。
フィリングを丁寧に広げて
フィリングを焦がさないよう、オーブンの温度は低めに。鉄板の場所を入れ替えたり上下の火加減を調整したりして、どのパンにもまんべんなく火を通しながら生地とフィリングを同じ焼き加減に仕上げていきます。焼き上がったら、フィリングの至福の甘さと小麦の香ばしさを急速冷凍技術で閉じ込め、皆様のもとへお届けしています。
どこを食べてもフィリングを楽しめるしあわせなパンが完成
5月のパンセット
●極みココナッツパン 1個
●極みチョコチップパン 1個
●極みメロンパン 1個
●国産豚ヒレ肉のもっちり肉まん 1個
●バーガーバンズ 1個
●トーストクリーム 30g×2

トーストクリームセット
●極みロールパン 1袋(2個)
●極み角食パン 6枚切
●トーストクリーム 30g×6
●放牧豚のボロニアソーセージ 80g
●焼きフライ極旨メンチカツ 85g
