職人の技が生み出す、SONOKO特製こだわりのパン粉
会員様の声に応えるために生まれた「フライ風」料理
エビフライ、トンカツ、ヒレカツ、コロッケ、メンチカツ、チキンカツ、鶏ささみのフライ、鮭をはじめ、牡蠣、帆立、鯵、カジキマグロ、鱈、イカリングなどの魚介類のフライ… … 。「ダイエット中でも揚げ物が食べたい」という声を受けて、鈴木その子はたくさんのノンオイル調理による「フライ風」料理をつくりました。「自分が食べて不味い物は出さない。油で揚げなくても美味しいフライ風をつくる」という主義を貫き、独自の味付けと調理法にこだわってつくり続けました。「フライ風」料理には欠かせない、名脇役といえるパン粉も同様にこだわり抜いてつくりました。
ノンオイル調理、イーストフード、ショートニング一切不使用
SONOKOの「フライ風」料理に欠かせないパン粉。その歴史は、鈴木その子が直接工場へ視察に出向いた約20年前から始まります。当初は「耳入りの丸挽きの生パン粉」でしたが、その後、本格的なイーストフード不使用のパン粉をつくるべく打ち合わせを重ね、生パン粉から乾燥パン粉へと変わりました。ノンオイル調理で、イーストフード、ショートニングは一切不使用。さらに酸化防止剤の代わりにレモン果汁を使い、美味しいだけではなく、カラダのことを考えたパン粉の基本型が生まれました。
食パンを丸ごと使った、昔ながらの家庭的なつくり方
パン粉のもとになる食パンは、短時間での発酵を促進するイーストフードを使わないため、イースト菌を他社よりも3割ほど多めに入れています。イースト菌が砂糖をエサに自然発酵し、充分な大きさに膨らむのを待ちます。時間と手間がかかりますが、そのおかげで中は密度が高く、外は焼き色の良い食パンができあがります。食品添加物を入れず、自然由来のもので代用するこだわりの製造方法のため、安心して口にすることができるのです。SONOKOが使用するパン粉は「フライ風」料理の衣だけでなく、ハンバーグやメンチカツ、ミートローフ、ミートボールなどのつなぎにも使われています。一般的に、パン粉は総菜によって食パンの部位を選んでつくり、揚げ物の衣は油切れを良くするために中の白い部分だけ、練り物のつなぎは肉汁を閉じ込めるためにパンの耳だけをパン粉にします。そのため、おろす際にいらない部分は廃棄してしまうことが多いのも実情です。しかし、SONOKOのパン粉は、焼き上げた食パンを丸ごと粉砕してパン粉をつくるので、捨てられる部分がなく無駄がありません。昨今問題とされている食品廃棄がなく、環境にやさしい、昔ながらの家庭的なパン粉なのです。