素材の吟味、配合量、製法の工夫で
ノンオイル調理では難しいサクッふわっの食感を実現
試作を繰り返して、食べ飽きない楽しい食感の洋菓子を開発
食習慣を整え、健康的にスッキリを目指す中でも、我慢することなくスイーツを楽しんでいただきたい。そうした想いから、洋菓子の開発にも注力した鈴木その子。今もその想いを真摯に受け継ぎ、新しい洋菓子を開発しています。
徹底して貫いているのは、ノンオイル調理法。油が使えないため、どうしても食感が硬くなったり、歯切れが悪くなったり、崩れやすくなってしまいますが、原材料の吟味や配合量、製法などを工夫することで、美味しい洋菓子に仕上げています。
例えば2021年発売の「アーモンドと蜂蜜のリエージュ風ワッフル」は、練れば練るほどグルテンが出て歯切れが悪くなるため、アーモンドパウダーを入れるタイミングや練り加減などを何度も何度も試作。練りが足りないと焼く時に崩れてしまうので、最適な練り具合を探究し続けました。
一般的なリエージュ風ワッフルでは、油を入れるだけで苦労なく出せるサクッとした食感ですが、SONOKOではバターも植物油も加えずに絶妙な食感、味わいのリエージュ風ワッフルを完成させています。
例えば2021年発売の「アーモンドと蜂蜜のリエージュ風ワッフル」は、練れば練るほどグルテンが出て歯切れが悪くなるため、アーモンドパウダーを入れるタイミングや練り加減などを何度も何度も試作。練りが足りないと焼く時に崩れてしまうので、最適な練り具合を探究し続けました。
独特の食感が大人気のカシューナッツクッキーでは、カシューナッツの配合量にひと工夫。米粉のロールケーキは、米粉のほろっとした食感にこだわってつくり上げました。
贅沢な素材を用い、手間ひまかけて製作。天然香料にもこだわり、安心・安全にも配慮
洋菓子づくりは繊細なため、原材料や製作のプロセスを守ることが不可欠です。試作の末に決定した原材料の配合量やプロセスが少しでも狂うと、生地が崩れたり、くっついてしまうなどの作業性や、何よりも大切な食感や味わいが大きく変わってしまいます。
クリスマスとバレンタインに欠かせないショコラノアールも、手間ひまかけて丁寧におつくりしています。ショコラノアールは、チョコレートを多く配合しますが、委託工場が北海道で、製作時期が冬ということもあり、焼き型に入れる前に生地がどんどん固まっていってしまうということも。チョコレートが多く、重さもあるため、かき混ぜひとつとっても、大変な労力を要します。ここでも油を使えれば、簡単にふわふわなケーキができるところ、チョコレートの質と量にこだわり、リッチな味わいに仕上げています。
また、天然香料の原材料しか使わないため、チョコレートなどは必然的に上質なものをセレクト。味わいや香りが良いのはもちろん、SONOKO食品の根幹でもある安心・安全にもつながります。最近は有機栽培された原材料を使用することも増えています。さらに、将来的にはアレルギーに配慮した洋菓子の開発も視野に。今後もSONOKOの洋菓子に、どうぞご期待ください!