旅先や外出先でそばを好んで食した鈴木その子
今も語り継がれるベストセラーで脚光を浴びた鈴木その子は、各地での講演会に加え、テレビ局や取材などで出かける機会が頻繁にありました。
そんなときはやむを得ず外食をとることになりますが、スタッフを伴ってよく訪れたのは麺類を出す店でした。
そばが好きだった鈴木その子と共に食した数々のそばの中でも、トキノ会便り 編集長の瀧本の思い出に深く残っているのは、京都や湯島天神の老舗のにしんそば。今も京都に行くと南座の前の名店が懐かしくなると語ります。
鈴木その子が好んだにしんそばは、皆様にもおなじみの年末のメニュー。 現在のSONOKOでも季節限定の美味として受け継いでいます。
また、鈴木その子がトキノ会の皆様やスタッフと一緒に食すときは、天ぷらをはじめ避けるべき食材など、具の選び方を教えたエピソードも残されています。他の食品と同様、そばに対しても一貫して厳しいこだわりを持っていたことがよくわかります。
北海道の冷涼な気候で育ったそばの実を使用
そばの栽培には、涼しい気候と水はけのよい土地が向いています。雨や霜にとても弱いので、畑には排水管理が不可欠。土壌も水がよく通るように整える必要があります。 雑草や病害虫の防除ももちろん欠かせません。
SONOKOの「自家製粉そば粉のなま蕎麦」に使っているそばの実は北海道産。年に2 ~ 3 回収穫できる地域もありますが、一般的に北海道では年に1 回だけの収穫で、初夏に種をまきます。白く可憐なたくさんの小花が咲くのは夏で、白く埋め尽くされたそば畑は、見る人を魅了する美しさです。収穫は約1カ月後。熟しすぎると収穫する前に種が落ちてしまうので、皮が熟して黒くなった種の割合を見極めて収穫します。














