昆布とかつおが香るだししょうゆに漬けて
丁寧に焼いた家庭料理のようなせんべい
生地づくりから焼き上げまで一貫して丁寧に
噛みごたえがあり、お米からできたせんべいは、献立のメニュー表にしばしば登場するおなじみの品。
あんこを使った和菓子に勝るとも劣らないほどに鈴木その子が好んでいたという証言もあります。
せんべいの原料は、私たちが主食のごはんとして食べるうるち米。昔の家庭では、お米から生地をつくり、せんべいを焼いていました。
実は現在市販されているせんべいの多くは、お米を蒸して成形する生地屋、仕入れた生地を焼き上げる焼き屋による分業でつくられています。
ですが、手間を惜しまず家庭料理のような美味しさをお楽しみいただきたいSONOKOでは、お米の仕入れから焼き上げまでを一貫して行っています。
生地の原料は収穫後1年以内のコシヒカリ
せんべいの生地には、3年前の古古古米や輸入米、お米を粉砕したパウダーなどが使われることも珍しくありません。
SONOKOのせんべいには、調味料(アミノ酸等)などと表示される添加物の調味料を使っていないため、お米の風味がせんべいの美味しさを大きく左右します。
原料として選んだのは、収穫から1 年以内のコシヒカリのみ。
農家さんが一般の消費者に向けて販売しているお米と同じ品質なので、甘みがあり、古米などで気になりがちな臭みもありません。
おせんべいには水分が多すぎないお米が向いていることから、吟味した結果、千葉県産のコシヒカリを使っています。
お米の風味を大切にしたいから、生地をつくる直前に玄米を精米し、自家製粉によりお米を挽きます。
ほとんど分割しないと堅くなり、細かく分割しすぎるとふんわりするので、ぱりっとした食感をお楽しみいただけるよう、挽き方を入念に調整。次に、大きな炊飯器のような釜に入れ、水を加えてこねながら蒸し上げたら、平らにのばして丸く型を抜き、しばらく寝かせて水分を飛ばします。
だししょうゆに漬け込んだ直後のせんべい
千葉県野田の生醤油や羅臼産昆布のだしに漬け込んで
生地が落ち着いたら、いよいよ焼き上げる工程。せんべいの焼き場にはお米を焼いたときの香ばしい匂いが立ち込めており、そこにいるだけで食欲をそそられます。
せんべいを焼くのは、両面からの直火。最初は控えめに火を入れ、徐々に火力を強めていき、最後にほどよい焼き色を。こんがり美味しそうなせんべいを、だししょうゆに漬け込んで軽く炙るように乾かしたら「せんべい しょうゆ」「せんべい ごま」のできあがり。
「せんべい ざらめ」はだしを入れないしょうゆにさっとくぐらせ、手作業で両面にざらめをふんだんに絡ませます。
味をつけて乾燥させたらせんべいの完成
だししょうゆの原料は、しょうゆの名産地として知られる千葉県野田市で古くから続く蔵元がつくった生醤油、羅臼産天然昆布、土佐のかつお節、乾椎茸。まるで家庭料理や料亭のような味つけと称してもよいほどです。
昆布、かつお、椎茸を使った素朴なだし
生地に加えるお水の量も、こねる時間も、焼くときの火加減も、季節や天気に応じて細かく変え、その日にできる最高の美味しさをめざして焼き上げたSONOKOのせんべい。
ボリュームを増すための膨張剤も使っていないので、お米の旨みがみっちりと詰まっています。
家庭料理と同じように、風味も食感もつくりたてが一番おすすめ。早めにお召し上がりください。
米こめセット
● せんべい ごま 6枚
● せんべい しょうゆ 6枚
● せんべい ざらめ 6枚
● 杵つき餅 500g(10個)
●そのこの御赤飯 150g×2
● ミックスポン菓子 80g