輸入に頼りがちな生姜やにんにくも国産
豚肉はももに限定した希少な中華総菜
肉の存在感をしっかり楽しめる理由
餃子や焼売、ワンタンといった中華総菜には、肉を使うのが普通です。それでもSONOKOの中華総菜に「餃子」や「焼売」ではなく、「肉餃子」「肉焼売」と名付けたのには、理由があります。
一般的な加工食品の挽き肉は、コストを抑えるために、そのままでは販売しづらい部位や、販売までの工程で取り除かれた部分などを使うことが多くあります。このような事情もあり、挽き肉には使用した部位を明記して表示する義務がありません。
つまり、皆様の普段の食生活でなじみのある「もも」や「むね」といった部位以外の肉、例えば豚肉なら「かしら」や「うで」などが使われても、原材料名では「豚肉」として表示されるのです。
肉の挽き方や野菜とのバランスも追求した餃子
SONOKOでは、「ノンオイル中華 肉餃子」「肉焼売」「肉ワンタン」の挽き肉の原材料を、脂身の少ない豚もも肉と鶏むね肉に限定※1。肉の“すじ”や付着している異物を手作業で丁寧に取り除いて調理しています。
また、“つなぎ”の油を使わなくても旨みと食感を十分楽しめるよう、豚肉と鶏肉で挽き方を変え、異なる大きさのミンチに仕上げました。
さらに、肉の風味を損なわないよう、シンプルな調味料で味を付けて、肉の力強さをしっかり味わえる仕上がりに。野菜の大きさやバランスにもこだわり、ノンオイル調理ながら肉のジューシーな食感も追求しました。
食べごたえもたっぷりで、「肉餃子」「肉焼売」と名乗るのにふさわしい肉の存在感は、肉好きの男性からもご好評をいただいています。
生姜やにんにく、皮の小麦まで国産
工場のすぐ近くの畑で育てているキャベツやニラ
餃子に入れる野菜の代表格ともいえるキャベツ。SONOKOでは、高原キャベツ※2を選びました。標高が高い場所で栽培するキャベツは、虫が付きにくく、昼夜の温度差で甘みがぐんと強くなるのが特長です。
農薬を使わずに育てた珍しいニラは、葉が肉厚で、香りのよさも格別。春になるとモンシロチョウが舞うニラ畑を前に「モンシロチョウにも味がわかるのか」と目を細める生産者さんは、もし病害が起きたときに美味しい中華総菜の生産が途絶えないよう、2 種類の品種を育てて備えています。
加工食品に使う野菜のコストを抑える場合、真っ先に輸入に頼りがちな生姜やにんにくも、SONOKOでは国産。皮に使う小麦粉も国産です。皮は油脂を使わずにつくると薄くのばすのに時間がかかり、ぼそぼそした食感になりがちですが、SONOKOでは国産小麦と塩と水だけによる皮を実現。もちもち食感ながらも薄く均一に仕上げた皮が、肉の旨みをより一層引き立てます。
美味しい工夫を加えた個性豊かな中華総菜
吟味を重ねて原材料を選び、調理でも工夫とひと手間を惜しまず、個性豊かに仕上げたSONOKOの中華総菜。加工食品に詳しい食品業界の方からはその贅沢さによく驚かれます。
「ノンオイル中華 肉餃子」は、ニラや生姜、にんにくといった香味野菜の風味がしっかり生きた餡が自慢。醤油などをつけなくても美味しくお召し上がりいただけるよう、醤油やオイスターソースで下味を付けています。
肉感のあるみっちりした餡に驚かれる方も多い「ノンオイル中華 肉焼売」は、醤油ベースの下味に肉の旨みを引き立てる帆立エキスも加え、奥深い味わいに。お弁当のおかずとして、ラーメンやうどんの具としても人気です。
「ノンオイル中華 肉ワンタン」は、豚もも肉に椎茸や筍の食感がアクセントのつるんと喉ごしのよいワンタンが主役。昆布やかつおが香る、洋食にも和食にも合うスープを添えました。
白く薄く美しい皮の中に詰まった、美味しい餡とSONOKOのこだわりを、毎日の食卓でたっぷりとご堪能ください。
※1 「ノンオイル中華 肉ワンタン」の挽き肉は豚もも肉のみを使用 ※2 時期によっては他の産地のものを使用