《管理栄養士・健康管理士監修》
SONOKO 式「健康な体を作る」食養理論
7. 痩せる・きれいになる脳の作り方。
無意識の自分を目覚めさせる
無意識の自分を目覚めさせ、きちんと機能する「脳」を作ることは痩せる脳、きれいになる脳を作ることです。
食べたものをどのように使うか、使わせるか。すべては脳が自律神経を通じて指示を出しています。
基礎代謝を向上し、新陳代謝を促進するのもすべては脳が正常に働いているからです。
自分が意識して心臓の鼓動の回数を変えたり、血液の循環を落としたり、体温を変えたりすることはできません。
またバストアップしたい、肌を美しくしたいとタンパク質などを食べても、そのように体を意識して作ることもできません。
すべては自分が意識できない無意識下で脳が指示を出してできることです。
だからこそ、無意識でコントロールする脳の働きを高めること、
「もう一人の自分を正しく目覚めさせる」ことが痩せる・きれいになるためには大事なのです。
自分で意識してできることは「食べる量を決める」「食べるものを選ぶ」「食べるタイミングを決める」ことくらいです。
正しく排出をコントロールする
きれいになるためには、細胞が常に正しく生まれ変わること。肌も28日ごとに細胞が入れ替わる(ターンオーバー)が行われています。古い細胞が老廃物として排出されることもきれいになるためには大事なことです。
体を動かし、体を作るために使われた材料は、燃えカスや老廃物として排出されます。
排出とは、尿や便として排泄されることだけでなく、汗をかき、息を吐くなども含んでいます。
食べたものを正しく活用しようとすれば、正しく排泄する機能が働いている必要があります。
それには肌を正しくケアし、肌にストレスをかけないことも含まれます。
体の中の流れを清流のように滞りなく流れるようにすること。
そのためには「正しく排出される体」をつくることが大事です。
このような体の排出をコントロールしているのも、脳であり自律神経です。
自分が意識できない中で、このような排出のコントロールを正しく行わせるためにも、「もう一人の自分の働き」を高めることが不可欠です。