免疫力が高い人は美しい
365日、腸は病原菌やウイルスと
闘っている
口から体内に入ってくるのは食べ物だけではありません。
口から入って胃、そして腸へと、病原菌やウィルスも入ってきます。腸は栄養を吸収する器官ですが、これらの有害なものも吸収してしまったら大変です。それを防ぐために腸壁には全身の70%もの免疫細胞が集まり外敵をブロックしています。
つまり、腸の状態が良いと、外敵と闘う力も強く、
免疫力も高い。
さらに腸がキレイだと肌や髪も美しくなるので、「美人は免疫力が高い」と言えるのです。
古くて新しい!闘う腸のための食生活
たくさんの免疫細胞が集まっている腸。腸には海藻や豆類が豊富な和食が良いとされてきましたが、実は、微生物によって発酵させた日本の伝統的な食品に、腸の健やかさを保つヒントがあることが、最新の研究でわかりました。
発酵食品は昔から日本人の「からだの強さ」を支えて来たのです。
健やか美人への道食べ物でからだは変わる!
毎日摂るもので「育てる」
からだをいきいきとさせてくれる体内菌。そのエサとなるのが水溶性食物繊維です。
昆布などの海藻類や豆類をよく食べる日本の伝統食は、実は水溶性食物繊維の宝庫でした。
さらに、芋・豆・蜂蜜に含まれるオリゴ糖は、体内菌の中でも乳酸菌・ビフィズス菌が喜ぶエサになります。それらに加えて、微生物の発酵によって作られるものには、体内菌と共に、共に内側から身体環境を改善させる働きがあるのです。
「乳酸菌生成エキス」とは?
微生物の発酵によって作られる食品といえば、味噌や納豆が代表格ですが、いま体内菌の研究者が注目しているのは、乳酸菌が発酵の最終段階で出す「乳酸菌生成エキス」です。
乳酸菌生成エキスは仲間の善玉菌を守り、体内環境をより良い状態に整えます。その上、全身にイキイキとした活力を与えることが確認されています。